アイオライト

菫青石(きんせいせき)

アイオライト

石の言葉:「目標に向かって前進、
初めての愛」

主な産地インド、スリランカ、アフリカ、マダガスカル

硬度7~7.5

成分(mg,Fe2+)2(Al2Si)[Al2Si4O18]

結晶斜方晶系

石の由来羅針盤として使われた石

鉱物学上では、「コーディエライト」と言います、この鉱物の研究者であるフランスの地質学者コルディエの名前に由来して名づけられました。
アイオライトという名前はスミレ色と石という二つの単語を合わせた造語だといわれています。
その名の通り、菫のような少しくすんだ落ち着いた青紫色の天然石です。
アイオライトの最も特徴的な点は、肉眼でもはっきりとわかる「多色性」にあります。
多色性とは、見る角度や光彩によって色が変化して見える現象のこと。
アイオライトを光にかざしながら方向を変えてみると、紫がかった青色、ごく淡い青色、灰色がかった黄色など、違う色あいを見る事ができるでしょう。
大航海時代にバイキングが羅針盤としてアイオライトを太陽にかざし最も青が美しく見える方向へ船を進めたと言われています。

石の効能・特徴目標に向かっての
前進を促す

バイキングが羅針盤として使用し、航海の無事を祈る守護石として使用しただけあり、迷うことなく進むべき道を見つけ、目標を達成する道しるべの象徴とされてきました。
自分の向かうべき道がわからなくなりパニックになったら、あらゆる角度から物事を冷静に見る目を養い、柔軟な方向転換を促してくれるので、迷い、希望を失った時などに身に付けると、スーッと心が軽く爽やかになり解決の糸口を見つける事ができるでしょう。
アイオライトは第三の目を活性化させる石だといわれています。
古来より仏像の額にも描かれており、特別なものを見る力が宿るといわれています。
見た目に惑わされず本質を見抜くことが出来、今まで気がつかなかった、自分自身の本質を再発見できるかもしれません。
その昔ヨーロッパでは、娘が少女から大人になった時に、両親からアイオライトを贈る習慣があったといわれています。
この石を身に着けると恋愛面での迷いを消し、一途な愛を貫き、幸せな人生を送れると言い伝えられ「結婚へ導く石」とも言われています。
ヒーリングストーンでもあるので心にたまったネガティブな感情を解き放ち、執着を手放し、思考をスッキリさせて、物事をシンプルに捉えられるよう導いてくれます。

効果的な使い方

ブレスレット、ペンダント、リング

処理の有無

一部含浸加工

取扱いの注意

特になし

相性の良い石