カルサイト
方解石(ほうかいせき)

石の言葉:「陽気、繁栄、希望」
メキシコ、ペルー、ブラジル、アメリカ
3
Ca[CO3]
六方晶系(三方晶系)
ラテン語でカルシウムが語源

カルサイトという名前は、石の主成分であるカルシウムの語源で石灰を現すラテン語のcaixが由来です。
和名の「方解石」は、3方向に完全な形で割れる結晶の性質からつけられています。
大理石は、カルサイトが粒状に集合した鉱物です。
カルサイトは光の屈折が独特なのでカルサイトを通して物や文字を見ると二重に見えます。
光がこの石を通過するとき、まっすぐに進む光と曲がる光の2方向ヘ屈折する「複屈折」によるもので、透明度の高いカルサイトは偏光望遠鏡などに使われていました。
宝石用語ではこの性質を「ダブリング」と言います。
必要としたときにやってくる

カルサイトには様々な色が存在します。
カルサイトは昔から「もめ事を嫌う石」と言われています。
誰かと喧嘩した時など、自分たちでは気がつかないほどの衝撃でパカンと割れてしまう事から、そう考えられたのかもしれません。
カルサイトは優しく大らかなパワーストーンです。
いつも身に着けていたり、人が集まる場所に置いておくと、不安や憂鬱を和らげ、喜怒哀楽の感情の波を穏やかな状態へ導き、人間関係を円満な状態に導いてくれるでしょう。

丸玉、原石、ブレスレット

一部含浸加工

劈開方向に割れやすい