トルマリン

電気石(でんきせき)

トルマリン

石の言葉:「心身の強化、成功へ導く、
吸引力」

主な産地ブラジル、アメリカ、
ナイジェリア、モザンビーク、
パキスタン

硬度7~7.5

成分XY9B3SI6027
(X)Ca,Na,K,Mn (Y)Mg,Fe,Al,Cr,Mn,Ti,Li

結晶六方晶系(三方晶系)

石の由来マイナスイオンを
発生させる石

トルマリン

トルマリンは、様々な成分元素が混ざり合い、複雑な組成をした珪酸塩鉱物を総称する、5分類13種類からなるグループ名で、ケイ酸塩鉱物グループです。
圧力、熱、摩擦などで静電気を帯びる性質から「電気石」「エレクトリックストーン」と呼ばれています。
宝石としての価値も様々で、流通の際は色によって名前がつけられています。
ピンクのものはピンク・トルマリンと呼ばれます。
また、赤から赤紫のトルマリンはシベライトと呼ばれることがあります。
無色のものは、ギリシア語のアクロスを語源とし、アクロアイトと呼ばれています。
鉄を含む、青とも緑とも言える複雑なカラーをもつ特定されたカラー範囲のトルマリンを、インディゴライトと呼びます。
銅を含む、非常に彩度の高いネオンブルーやグリーンをパライバと言います。
鉄かクロムを含む、緑を主要色とするものをバーデライト、一つの石の中に多色が含まれているもので、同心円状に多色の色を示すものは、輪切りにした西瓜のように見えるため、ウォーターメロン・トルマリンと呼ばれています。
中心から放射線状に三角のカラーゾーニングを示すものをリディコタイトと呼びます。
その三角が有名なベンツのマークに見えることから、「メルセデス・スター 」という愛称で呼ばれています。
マグネシウムを含むトルマリンで、琥珀色から濃い茶色、黒色をしており、透明なものはドラバイト大量の鉄を含み、黒いものはショールと言います。
ブラック・トルマリンとも呼ばれます。

石の効能・特徴水や空気、心身を浄化する石

ストレス軽減

色によって作用が変わりますが、共通して「天からの助けを授ける石」と言えます。
アメリカインディアンたちの間では「ひらめきを与える聖なる道具」として活用されていました。
トルマリンの両端はプラスとマイナスを帯電し、摩擦することでマイナスイオンを発生させるといわれています。
このマイナスイオンには、水や空気を浄化し、心身のストレスやイライラをやわらげてくれる効果があるといわれます。
心身を浄化し、精神との調和をはかり、安定させ、ストレスから持ち主を守ってくれるでしょう。
また、集中力や理解力を高めてくれるパワーも持ちます。
ひとつの鉱物グループとしては、最多のカラーバリエーションを持ち、その豊富な色彩だけではなく、健康をもたらすといわれるマイナスイオンを特殊な条件化において発生させることで有名な石です。
イエロー系の物は人間関係、社交性をサポートしてくれます。
グリーン系は大きな変化を予感しています。スタートラインに立つ時にオススメです。
ピンク系は愛をサポートし、自分を認め、勇気が持てるようになるでしょう。
ピンク&グリーン系は「ウォーターメロン」のような見た目の天然石で、持ち主を強く保護するというお守りとしても有効です。
ブラック系はネガティブなパワーを正常に戻してくれます。
ブルー系は宝石としての価値が高く、ありのままの自分を認めるゆとりを与えてくれます。

効果的な使い方

リング、ペンダント、ブレスレット、原石

処理の有無

一部加熱処理

取扱いの注意

衝撃に弱い

相性の良い石